Project Aetheriaは初期費用約5万円から。素材輸出とランキング報酬が核だが、トークン排出量と売り圧に警戒が必要な中級者向け案件。

プロジェクト概要:Project Aetheriaとは

Project Aetheriaは、Arbitrum Orbitを採用した独自のL3チェーン上で展開されるオープンワールド・アクションRPGです。2025年末のクローズドベータを経て、2026年1月に正式リリースされました。ガバナンストークン兼ユーティリティトークンの$AETを中心としたエコシステムですが、特筆すべきは「全アイテムのオンチェーン化」による徹底した資産性の付与です。しかし、ゲーム性が高いゆえにプレイヤーのスキル差が収益に直結する「実力主義型」の設計となっています。

稼ぎ方と初期費用:原資回収のイメージ

最低限のプレイには「Starter Pack」のNFTが必要で、現在のフロア価格は0.15 ETH(約52,000円)前後です。主な収益源は、ダンジョンで獲得した希少素材をマーケットプレイスで売却する「抽出(Extraction)」と、週次の対人戦(PvP)による「ランキング報酬」の2点です。現在のトークン価格を維持した場合、効率的なムーブで原資回収には約90日〜120日を要する試算です。ただし、無料プレイ枠も存在しますが、収益化には$AETのステーキングが必須となるため、実質的な投資なしでの稼ぎはほぼ不可能と断じます。

信頼性と将来性:投資家としての懸念点

BackerにはAnimoca BrandsSpartan Groupが名を連ねており、資金調達面での信頼性は低くありません。しかし、ホワイトペーパーによれば、運営保有分のロックアップ解除が2026年6月に控えており、半年後には強烈な売り圧が予想されます。また、現時点では「消費先」となるゲーム内コンテンツのアップデート頻度が不透明であり、先行参入者が逃げ切るだけのポンジスキームに陥るリスクも否定できません。投資家は、4月までの短期的な回収シナリオを描けないのであれば、静観するのが賢明でしょう。