Monadチェーンの注目作。初期費用は約10万円から。Play to Airdrop方式だが、VCの売り圧と原資回収180日の壁に要注意。

プロジェクト概要:Aetherium Chroniclesとは

Aetherium Chroniclesは、超高速L1チェーンであるMonad上で展開される本格ファンタジーRPGです。2026年に入り、従来の「歩くだけ」「クリックするだけ」のBCGが淘汰される中、AAA級のグラフィックを武器にPlay to Airdrop(プレイ実績に応じたトークン付与)を掲げて登場しました。使用トークンは$AETHですが、現在はガバナンストークンの先行配布フェーズにあります。

稼ぎ方と初期費用:原資回収のイメージ

本プロジェクトは「基本プレイ無料」を謳っていますが、投資家視点ではGenesis NFTの保有が必須です。現在のフロア価格は0.8 ETH(約105,000円)となっており、参入障壁はやや高めです。

  • 収益源1:デイリークエスト報酬による$AETHの獲得。
  • 収益源2:装備品のNFT化とマーケットプレイスでの売却。
  • 収益源3:四半期ごとに行われるランキング報酬(上位5%のみ)。

現時点でのシミュレーションでは、毎日2時間のプレイを継続した場合、原資回収には最短でも180日を要します。これはトークン価格が維持される前提であり、後続プレイヤーの流入が止まれば回収不能に陥るリスクを孕んでいます。投資家は、ゲームの面白さではなく「新規ユーザーの増加率」を注視すべきです。

信頼性とVC:出資状況

BackerにはSequoia CapitalAnimoca Brandsなどの超大手が入っており、資金調達額は累計4,500万ドルに達しています。この点は一定の信頼をおけますが、懸念すべきはトークンのアンロック予定です。ホワイトペーパーによると、2026年11月にシード投資家向けの大量アンロックが控えており、ここで大規模な売り圧が発生する可能性が極めて高いです。短期的なキャピタルゲインを狙うなら、この期日前の撤退が定石でしょう。

結論として、現状のMonadエコシステムの盛り上がりに乗る形での「短期参入」はアリですが、長期保有は推奨しません。運営チームの実績は要ホワイトペーパー再確認ですが、開発の遅延が目立っている点はマイナス評価です。