初期費用約800ドルの高グラフィックARPG。高収益だが、VC解除に伴う巨大な売り圧に警戒が必要。

プロジェクト概要:Aether Nexus(エーテル・ネクサス)とは

Aether Nexusは、2026年1月にオープンベータを開始した、独自L2チェーン「HyperChain」上で展開される本格アクションRPGです。従来の「歩くだけ」「クリックするだけ」のポンジスキーム型ゲームとは一線を画し、高いゲーム性を売りにしていますが、投資家が注目すべきはグラフィックではなく、そのトークノミクスの持続性です。使用トークンは$NEXUSで、エコシステム内でのガバナンスと報酬の双方を担っています。

稼ぎ方と初期費用:原資回収のイメージ

参入には最低1体の「Origin NFT」が必要であり、現在のフロア価格は0.2 ETH(約800ドル相当)となっています。主な収益源は、デイリークエストで獲得できる「Shard」を$NEXUSに交換する「Play to Earn」モデル、および四半期ごとに実施されるPlay to Airdropです。現在のトークン価格を維持できると仮定した場合、デイリー報酬のみでの原資回収期間は約120日と試算されます。ただし、これはNFTの修理費や各種手数料を除いた「理論値」である点に注意が必要です。無料プレイ枠も存在しますが、獲得できる報酬は0.1%以下に制限されており、投資対象としてはNFT保有が前提となります。

信頼性と将来性:VCロックアップの罠

BackerにはTier 1 VC数社が名を連ねており、資金調達額は2,500万ドルに達しています。しかし、ホワイトペーパーを確認すると、運営およびVC保有分のトークンが2026年6月に大規模なアンロック(解放)を迎えることが判明しました。これは市場への巨大な売り圧となる可能性が極めて高いです。現時点でのロードマップは順調ですが、この「6月の壁」を越えられるだけの新規ユーザー流入、または強力なトークンバーン(焼却)メカニズムが実装されるかは現状未発表です。短期的なスキャルピング的な参入はアリですが、長期保有は推奨できない「高リスク」な案件と断じます。