初期費用は約5万円。ARPG要素を売りにしたPlay-to-Airdrop案件。報酬設計と売圧のバランスを注視すべき局面。

プロジェクト概要:Project Zenith: Originとは

Project Zenith: Originは、Arbitrumチェーン上で展開されるAAA級アクションRPGです。ガバナンストークン$ZEOを中心としたエコシステムを持ち、プレイヤーはダンジョン攻略や領地経営を通じて報酬を得る仕組みです。しかし、先行したアルファテスト版ではサーバーの脆弱性が露呈しており、本番環境での安定性は要ホワイトペーパー確認の段階にあります。

稼ぎ方と初期費用:原資回収のイメージ

本作で効率的に稼ぐには、最低でも「Genesis Hero NFT」が1体必要です。現在、セカンダリーマーケットでのフロアプライスは0.08 ETH(日本円で約55,000円前後)となっています。主な収益源は、シーズン毎に配布されるPlay-to-Airdrop報酬ですが、報酬プールはプレイヤー数に応じて希釈されるため、単純な放置プレイでの原資回収は困難です。

現時点の試算では、毎日2時間以上のプレイと上位20%のランキング維持を前提として、原資回収まで約45日〜60日を要する計算です。ただし、トークン上場直後の売り圧によっては、この期間が大幅に延びるリスクを孕んでいます。

信頼性と将来性:VC出資と懸念点

バックにはAnimoca Brandsや大手海外VCが名を連ねており、資金調達額は1,500万ドルに達しています。しかし、運営チームの過去実績において、前作のプロジェクトが1年未満でエコシステムを停止させた経緯がある点は無視できません。ロードマップ上では2026年Q3に土地NFTのセールが予定されていますが、トークンのユーティリティが消費(バーン)よりも排出(リワード)に偏っている現状、持続可能性には強い疑念が残ります。投資家は、流動性が確保されている初期段階での早期撤退を視野に入れるべきです。