BinanceがAIエージェントプラットフォーム「Virtuals Protocol」の上場を発表。同時に5000万ドルの開発支援基金を設立し、AIセクターへの攻勢を強める。

AIエージェント銘柄の本命、ついに主要取引所へ

大手仮想通貨取引所Binanceは2025年12月21日、AIエージェント構築プラットフォームであるVirtuals Protocol(VIRTUAL)の現物上場および最大50倍のレバレッジを伴う無期限先物ペアの提供を開始した。Baseエコシステムにおける圧倒的なシェアとTVL(預かり資産)の急増を背景に、市場の流動性は一気に加速する見通しだ。

エコシステム拡大に向けた5000万ドルの助成金

上場と同時にVirtuals財団は、総額5000万ドル規模の「AI Agent Ecosystem Grant」を発表した。この助成金は、自律型AIエージェントの新規開発や、VIRTUALトークンのバイバック・バーン(買い戻し・焼却)機能を組み込んだプロトコルに対して段階的に付与される。発表直後、VIRTUALの価格は前日比22%高を記録し、オンチェーンでのユニークホルダー数は10万人を超えた。

Baseからマルチチェーン展開へ、クジラの蓄積も顕著

VIRTUALは現在Baseチェーン上で15万件以上のAIエージェントを稼働させているが、今回の資金調達を機にSolanaおよびArbitrumへのマルチチェーン展開を正式に表明した。Lookonchainのデータによると、上場直前に特定のクジラアドレスが300万ドル相当のVIRTUALをDEXで買い増しており、AI×Cryptoセクターが2026年に向けた主導セクターになるとの期待感が強まっている。